【合田洋プロ談】日本女子シニアオープンゴルフ選手権
『日本女子シニアオープンゴルフ選手権』
弊社スタジオにレッスンを受けにいらしている松山菜穂子さんが、日本女子シニアオープン・関東予選を見事に突破(アマチュアは5名しか通過しなかった中でトップ通過を果たした)した。
そこで、5月1日&2日に開催された本戦に、私こと合田洋が帯同キャディを務めることになったのである。
それは以前、「キャディを帯同できるオープントーナメントなどに出場できたとき、キャディをしてあげるよ」という彼女との約束を漸く果たせたということでもあった。
自分自身が還暦を過ぎてまさかの帯同キャディではあったが、そこは、女子プロの試合とは言え『昔の職場』に戻ったような、練習ラウンドを含めての三日間だった。
ホールバイホールを頭に叩き込み、レイアウト、グリーンの傾斜や形状、高低差などを頭に叩き込む。このようにして試合は、コースの特長から全てを記憶することで、攻略のバリエーションを臨機応変に発想できるようにしておくことが大切なのである。
会場にはスタート時間の2時間前には入り、まずは1番および10番ホールのティーグラウンドで「本日の基本の風向き」をチェックする。そこで全てのホールの風向きを掌握するのが一日の始まり。ラウンド後は、選手の練習を見ながら状態を観察し、調整の手伝いをした後は本日のラウンドを振り返る。そしてホテルに戻って夕食を摂ってから寝る。…その毎日は、かつての私の職場のルーティーンそのものだった…そこに感慨が深く無かったはずがない。
試合の感想はインスタグラムに記述した通り、女子プロのこ達に思い切り気を遣って頂いたりして本当に申し訳なかったのですが、彼女達との会話はとても楽しかったんですよ。シニアとは言え40代のこが多いわけですからね。私から見れば、ほとんどギャルでした(笑)とても可愛かったし、何よりゴルフが上手だったのに感心しました。いやはや楽しい二日目でした。
皆さんも是非!女子のレギュラーツアーばかりではなく、女子シニアツアーも観戦に行ってみて下さい!
懐かしい女子プロ達とも間近に接することが出来ますョ。
さて今回のメイン記事。
松山さんは関西方面のトップアマチュアの御三方と練習ラウンドをしました。小野久美さん、西下裕美さん、梶田恵代さんの三人です。御三方ともタイトルホルダー。ゴルフが素晴らしく御上手なのは当たり前として、何より素晴らしく思ったのは彼女達の人柄の良さです。ゴルフが上手いことを鼻にかけた処が全く無く、謙虚に、真摯に、高い情熱を以て、自らの目標に取り組んでいる御姿に学ぶ処もたくさんありました。ゴルファーたる者、やはりこうでなくちゃね。
小野さんは、とても美しいスイングの持ち主で、完璧なストレートボールでゲームを組み立てられる知性派。
西下さんは、ダイナミックなドローヒッターで、飛球の高低差を打ち分ける技術がとても高い長距離ヒッター。
梶田さんは、強い下半身と同調させた右手の使い方が上手く、球筋をコントロールする技術に長けた試合巧者。
松山さんのゴルフは、御三方と比べれば未だ未だ伸びしろ有り!って感じ?(笑)
…松山さんはゴルフを通じて素晴らしい友人とも出会えている。それは私にとって、とても嬉しいことなのです。

-
2025/05/04
-
2025/05/02
-
2025/04/29
-
2025/03/25
-
2025/03/16